在宅療養支援診療所とは | 在宅医療ステーション

在宅療養支援診療所とは、訪問診療を行なってくれる医療機関のことです。
近くで、ふだん風邪などの時に外来で診察を受けている診療所が訪問診療を行なっているとは限りませんので、まず在宅療養診療所かどうかを知る必要があります。

ただし、在宅療養支援診療所（届け出制です）であっても、在宅医療を中心に活動しているとは限りません。外来診療が中心で、その合間に在宅医療を行なっている診療所が多いのが実情で、在宅医療専門で行なっている診療所を見分ける方法は、今のところありません。

【在宅療養診療所であるための条件】

1．

患者を直接担当する医師または看護師が患者およびその家族と24時間連絡を取れる体制を維持している。

2．

患者の求めに応じて24時間往診の可能な体制を維持している。

3．

担当医師の指示のもと、24時間訪問看護のできる看護師あるいは訪問看護ステーションと連携する体制を維持している。

4．

緊急時においては、あらかじめ定めて届け出ている、連携する保険医療機関において検査・入院時のベッドを確保し、その際に円滑な情報提供ができる。

5．

在宅療養について診療記録が適切に管理されている。

6．

地域の保険医療サービス・福祉サービス事業所と連携している。

7．

年に一回、在宅で看取(みとり)した人数を地方厚生(支)局長に報告している。

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